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「働きやすさ」も大事だけど、「働きがい」も大事

-あなたが働くうえで、譲れない条件は何ですか?
 

短時間や在宅勤務などの制度が整っていること?
きれいなオフィス環境?
上司が両立について理解があること?
十分な報酬が得られること?
 
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「仕事を選ぶ条件」や「仕事に求めるもの」、いろいろな観点があると思います。
 
私たちが会社を選んだり、これからの働き方を考えたりするときに、認識したい考え方があります。
それは「働きやすさ」と「働きがい」の2つの軸で考えること。
 
「働きやすさ」と「働きがい」って何?どう違うの?
言葉も似ているので、イメージしにくいかもしれませんね。
 
あなたが【仕事に感じる満足度】に影響する要因を、大きく2つに分類してみましょう。
 
 
まず「働きやすさ」は、少しでも欠ければ不満につながる要因です。
一般的に、衛生要因と呼ばれます。
例えば、職の安定、作業環境(オフィス等)、休暇や勤務制度です。
給与などの報酬もここに入ります。
 
対して「働きがい」は、仕事への愛情・意欲を生み出す要因です。
一般的に、動機づけ要因と呼ばれます。
例えば、やりがいのある仕事、他者の評価(がんばったことが認められる、感謝される等)、自己成長(自分の成長が実感できる等)です。
 

 
「働きやすさ」は、もちろん無くてはならないですよね。
でも、「働きやすさ」だけであなたは満足できますか?
 
「働きやすさ」は無いと不満を感じますが、それだけでは、不満のない状態になるだけと言われます。(マイナスをゼロにするために必要な要因)
 
「働きがい」があることで、「自ら進んで仕事をしたい」という意欲が生まれます。やる気や愛着を持って仕事ができて初めて満足を感じるのではないでしょうか。(ゼロをプラスにするために必要な要因)
 
 
ここで「自分にとって、仕事って何か?」に立ち返りましょう。
お金や生活のために我慢して仕事をするのではなく(もちろんお金も大事です!)、
仕事をすることで幸せだと感じる自分になりたいなら、「働きがい」を高めることが欠かせないのです。
 
 
仕事や将来のキャリアを考える際、「働きやすさ」の向上と、「働きがい」の向上。
両方のバランスや、自分はよりどちらを求めるのか、少し立ち止まって考えることで、自分が大事にしたいものが分かるかもしれません。
 
 
もうひとつ重要な視点があります。
「働きやすさ」は企業が社員に与えることができますが、「働きがい」は私たちが自分から求めないと手に入らないという視点です。
 
例えば、同じ環境で同じ仕事をしていても、
「仕事が楽しくないのは、慣れない仕事をやらせる会社のせいだ」と思って働くよりも、
「初めての仕事だが、新しいことを覚えるチャンスだからやってみよう」と思って働いた方が、仕事への愛着が持て、引いては自分自身も幸せを感じるだろうイメージは、誰でも持てますよね。
 
 
「働きがい」は、働く私たちの人生を豊かで充実したものにしてくれます。
ちょっと抽象的な考え方ですが、そんな視点があると、毎日の見え方が変わるかもしれませんね。
 
 

≫育勉普及協会では、「女性が幸せに働くための思考術」という観点で、【働きがいの新価値】というプログラムを提供しています。
https://www.ikuben.jp/info/detail/88