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親子ゆるスタートのススメ

4月ですね。
新しい生活のスタートを切った方も多いことと思います。
 
私はこの時期、今は4年生になった長女の小学1年生の春をいつも思い出します。
 
もしかしたら、同じ家族タイプや、子どもタイプの方の参考になるかもしれませんので、紹介させていただきます。
 

 
4年前の4月、はじめての小学生を迎えた、長女と我が家。
親も子も、「もう1年生だから!」と気合が入っていました。
 
春休みに、歩いて学校まで行ってみたり、勉強の前準備にとドリルを買ってみたり、はもちろん。
 
何かにつけて、
「1年生がんばって」とか、
「1年生だから**しなきゃね」とか、
「さすが1年生!」と言っていました。
 
いい加減な性格の私と違って、まじめな部分のある長女。
本人も、1年生になる自覚を持ち、がんばる気持ちを温めていたようです。
 
 
そして入学式を経て、1年生に。
担任の先生は優しそうな女性のベテラン先生。
 
クラスには仲良しだった子もいて、私も安心しました。
「あとは生活リズムを掴めば大丈夫。」そう考えましたが…。
 
まず、生活習慣を変えるというのは、母子ともに大変でした。
 
今まで夕方帰宅後は、子どもはテレビを見たり、おやつを食べたり、自由に過ごしていました。
 
しかし、小学生には宿題と、明日の支度があります。
今までどおり自由に遊びまくる次女の横で、長女は慣れない宿題と、明日の支度。
 
「ママ手伝って~」と声を掛けてきますが、私も「ご飯作らないと!」とじっくり向き合うことができません。
 
そして、変化が現れました。
長女がすごく泣きやすくなってしまったのです。
 
特に、「学童に水筒を忘れてしまった」「お便り袋を持っていき忘れた」など、大人から見ると「まあいいじゃん」の些細なことでも、もう大号泣。
 
「なんで!!ママ!!」と私に怒ります。
 
 
「大丈夫、困らないから」とか、
「泣いたって仕方ないから、どうするか考えよう」とか、
大人の声掛けは一切通用しません。
 
 
 
私も、
「限られた時間で、ご飯・お風呂・就寝まで進めなきゃいけないのに」と焦り、
「泣いている時間がもったいない」と、
泣き止まない長女に怒りの声を上げてしまうことも。
 
今思うと、母子ともに余裕がなかったんですね。
 
 
でもそんな不安定な期間は、3か月ほどで収まりました。
長女は宿題や、明日の支度に慣れ、サクサクとこなしていきます。
そもそも忘れ物もしなくなりましたし、何か失敗しても以前のような大号泣はありません。
 
本当に本当に、安心しました。
 
 
 
夏休み前、1学期の3者面談で、担任の先生がこう言ってくれました。
 
先生「(長女)さん、緊張が解けて、学校でも笑顔が増えてきましたよ。」
私「え!1年生の子どもの緊張って、そんなに続くものなんですか!」
 
ベテラン先生いわく、
1年生だから頑張ろうという緊張が、夏休みごろまで続く子もいるそうです。
 
長女の性格を考えると、
学校を頑張ろう、勉強を頑張ろうという強い気持ち、
先生に叱られてはいけないという思い込みが、
きっと緊張につながっていたんだろうなあと、痛感しました。
 
 
 
子どもの立場に立てば、その通りですよね。
 
新しい環境とお友だち、
自分で歩いていく通学、
今までなかった勉強するという習慣、
幼稚園や保育園とは違う先生との距離感、
毎日のドキドキ要素は数え切れないほどです。
 
そして何より、
「頑張らなくてはいけない」という自分へのプレッシャー。
  
気持ちも不安定になって当然です。
自分のイメージどおり上手くいかなかったら、それは号泣もしますね。
 
 
1年生の後半は、良い意味で緊張が緩んだ長女と、
私もできる限り(笑)の気持ちの余裕を持って過ごすことができました。
 
 
そしてこの1年を振り返ると、
長女は気持ちの面でも成長し、母子ともに良い経験をしたと思っています。
 
 
ということで、
新1年生を迎えるママとそのお子さんには、
「もう1年生だから!」とがんばり過ぎない《ゆるスタート》を、ぜひオススメします。
 
親も、子どもも、がんばり過ぎなくていい。
最初はうまくいかなくてもいい。
 
もしも、不安定な時期があったとしても大丈夫。
3ヶ月も経てば、ちゃんと適応していきます。
 
そんな気持ちで、素敵な新生活のスタートを迎えてください。